肩こりに特化した鍼灸治療として

目次
1. 肩こりに特化した鍼灸治療として
2. 肩こりの原因
3. 中医学での肩こりの捉え方
4. いこい鍼灸院の施術の特徴
5. 肩こりを放置するとどうなるか
6. 施術の流れ
7. 施術の効果
8. まとめ



肩こりに特化した鍼灸治療として
首や背中が緊張するような姿勢での作業、運動不足、精神的なストレス、連続して長時間同じ姿勢を取ることなどは肩こりになりやすいです。肩こりは国民病と言われるほどで、多くの人が悩んでいます。厚生労働省の調査によると、男性の自覚症状では第2位、女性の自覚症状では第1位に肩こりが挙げられており、その深刻さがうかがえます。
肩こりの主な原因には以下のようなものがあります:

* 姿勢の悪さ:長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などで、首や肩に負担がかかりやすい姿勢をとることが多く、筋肉が緊張しやすくなります。
* 運動不足:日常生活での運動不足により、筋肉が硬直し、血行が悪くなることが肩こりを引き起こします。
* 精神的なストレス:ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、肩こりを悪化させることがあります。特に仕事や家庭でのプレッシャーが大きい場合に、肩こりが顕著に現れることが多いです。
* 長時間の同じ姿勢:オフィスでのパソコン作業や、車の長時間運転など、同じ姿勢を続けることも肩こりの原因となります。

これらの原因が積み重なると、肩こりは慢性化しやすく、放置すると以下のような問題を引き起こすことがあります:
* 日常生活への影響:肩こりがひどくなると、日常生活に支障をきたします。例えば、腕や肩が痛くて掃除や洗濯が辛くなったり、髪を洗う時に肩が痛くて腕が上がらなかったりします。
* 顔色や肌の状態の悪化:肩こりを放置すると、顔の毛細血管が収縮して血流が悪くなり、顔色が悪くなることがあります。また、血液が行き届かないことで肌の新陳代謝にも悪影響が及び、顔の肌トラブルに繋がることもあります。
* 他の健康問題の発生:めまいや頭痛、手の痺れ、耳鳴りといった症状に繋がり、場合によっては関節リウマチになる可能性もあります。

中医学では、肩の筋肉や組織に「気・血」というエネルギーや栄養物質がうまく循環しないことで肩こりが起こると考えられています。特に冷えやストレスが原因で血液の流れが悪くなることがあります。このような状態を「瘀血(おけつ)」と呼びます。瘀血は肩こりだけでなく、さまざまな疾病を引き起こすことがあります。肩こりを改善するためには、気・血の流れをスムーズにすることが重要です。

いこい鍼灸院では、肩こりの原因に応じた最適な鍼灸施術を行います。鍼灸施術により、気・血の流れをスムーズにし、患者さんの快適な生活をサポートします。施術は、患者さんお一人お一人の体力やその日の体調に合わせて行います。また、必要に応じて簡単な運動やストレッチも取り入れます。

今回の記事では、いこい鍼灸院の肩こり改善のための鍼灸施術について、詳しくご紹介いたします。肩こりに悩む皆様が、鍼灸施術によって快適な生活を送れるように、ぜひ一度ご相談ください。


肩こりの原因
厚生労働省の調査によると、男性の自覚症状では第2位、女性の自覚症状では第1位に肩こりが挙げられています。このことからも、肩こりが多くの人々にとって大きな悩みであることがわかります。肩こりの主な原因について、さらに詳しく見ていきましょう。

姿勢の悪さ
現代社会では、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が一般的になっています。これにより、首や背中が緊張するような姿勢を長時間続けることが増えています。悪い姿勢は首や肩の筋肉に過度な負担をかけ、筋肉が緊張しやすくなります。特に、前かがみの姿勢や、パソコン画面に向かって首を突き出すような姿勢は、肩こりを引き起こしやすいです。

運動不足
運動不足も肩こりの大きな原因の一つです。運動をしないと筋肉が硬直し、血行が悪くなります。筋肉が硬くなることで、肩や首に痛みや不快感が生じます。また、運動不足は全身の血行不良を招き、肩こりを悪化させることがあります。特に、デスクワークが多く運動の機会が少ない現代人にとって、肩こりは避けがたい問題となっています。

精神的なストレス
精神的なストレスも肩こりを引き起こす大きな要因です。ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、肩こりを悪化させることがあります。特に仕事や家庭でのプレッシャーが大きい場合、ストレスが肩こりに直接的な影響を与えることがあります。ストレスが原因で肩こりが生じると、さらにストレスが増加するという悪循環に陥ることも少なくありません。

長時間の同じ姿勢
長時間の同じ姿勢も肩こりの原因となります。オフィスでのパソコン作業や、車の長時間運転など、同じ姿勢を続けることが多い現代人にとって、肩こりは避けがたい問題です。長時間同じ姿勢を続けることで、筋肉が緊張し血行が悪くなり、肩こりを引き起こします。また、姿勢が悪いまま長時間過ごすことで、肩こりがさらに悪化することがあります。

冷え
冷えも肩こりの原因の一つです。冬の寒さやエアコンの使用により、体の血行が悪くなることがあります。特に、冷えは血液循環を妨げ、筋肉が硬直する原因となります。肩の筋肉や組織に「気・血」というエネルギーや栄養物質がうまく循環しないことで、肩こりが発生します。中医学では、このような状態を「瘀血(おけつ)」と呼びます。瘀血は肩こりだけでなく、さまざまな疾病を引き起こすことがあります。

肩こりの原因は多岐にわたりますが、共通して言えることは、いずれも筋肉の緊張や血行不良が関与しているという点です。これらの原因を放置すると、肩こりは慢性化し、日常生活に支障をきたすことがあります。肩こりを改善するためには、これらの原因を取り除くことが重要です。いこい鍼灸院では、肩こりの原因に応じた最適な鍼灸施術を行い、患者さんの快適な生活をサポートします。



中医学での肩こりの捉え方
中医学では、肩こりの原因を「気・血」の流れの不調として捉えます。「気」は体内を巡るエネルギー、「血」は栄養物質を指し、この二つがバランスよく流れている状態が健康とされています。肩の筋肉や組織に「気・血」がうまく循環しないことで、肩こりが起こると考えられています。

気・血の循環
「気・血」の流れが滞ることで、肩こりはもちろん、全身の不調に繋がることがあります。気の流れが悪くなると、筋肉に十分なエネルギーが供給されず、疲労や緊張が生じます。一方、血の流れが悪くなると、筋肉に必要な栄養が行き渡らず、硬直や痛みが発生します。このような状態が続くと、筋肉はさらに緊張し、肩こりが慢性化します。

冷えの影響
中医学では、冷えが気・血の流れを阻害する重要な要因とされています。冬の寒さやエアコンの使用により、体の血行が悪くなりやすくなります。冷えにより血管が収縮し、血液がスムーズに流れなくなるため、肩の筋肉が硬直しやすくなります。この結果、肩こりが発生し、痛みや不快感が増加します。

ストレスの影響
精神的なストレスも気・血の流れに大きな影響を与えます。ストレスがかかると、自律神経が乱れ、血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。これにより、筋肉が緊張し、肩こりが悪化することがあります。特に、ストレスが慢性的に続くと、肩こりも慢性化しやすくなります。

瘀血(おけつ)の概念
「瘀血(おけつ)」とは、血液の流れが滞り、体内に淀みが生じた状態を指します。瘀血が発生すると、肩こりだけでなく、全身のさまざまな疾病を引き起こす可能性があります。中医学では、瘀血が病気の根本原因となることが多く、その改善が健康回復の鍵とされています。肩こりの場合、瘀血によって筋肉が硬直し、痛みや違和感が生じます。この状態が続くと、肩こりが慢性化し、日常生活に支障をきたすことがあります。

中医学の治療アプローチ
中医学では、肩こりの治療にあたり、まず気・血の流れを改善することが重視されます。これには、鍼灸、漢方薬、マッサージなどが用いられます。鍼灸では、特定のツボを刺激することで気・血の流れを促進し、筋肉の緊張を緩和します。漢方薬は、体内のバランスを整え、気・血の流れをスムーズにする効果があります。また、マッサージや温熱療法も、筋肉の緊張をほぐし、血行を改善するのに有効です。

いこい鍼灸院では、患者さん一人ひとりの症状に合わせた鍼灸施術を行います。中医学の理論に基づき、肩こりの根本原因を見極め、気・血の流れを改善することで、患者さんの快適な生活をサポートします。肩こりに悩んでいる方は、ぜひ一度いこい鍼灸院にご相談ください。


いこい鍼灸院では、一時的な改善だけでなく、患者さんが持続的な健康を実現できるよう全力を尽くしています。腰痛でお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。一緒に腰痛を乗り越え、快適で活動的な日常生活を取り戻しましょう。当院は患者さん一人ひとりの健康を真剣に考え、最善の治療を提供することをお約束します。

鍼灸で肩こり改善ページはこちら

https://ikoi-hari.com/katakori

 

執筆:いこい鍼灸院院長 今田耕平


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